クロマトグラフィーと動的光散乱(DLS)を組み合わせる - ケーススタディ
「フローモード」オプションが、マルバーンのZetasizer Nano粒子計測システムに使用されています。これにより、タンパク質アプリケーションのインラインクロマトグラフィー検出器として機能します。新開発された重要オプションである「フローモード」によって、動的光散乱とサイズ排除クロマトグラフィーを組み合わせることが可能になり、絶対サイズ排除クロマトグラフィーの機能が可能となりました。これにより、カラムキャリブレーションに依存することなく、タンパク質のサイズを直接測定できるようになりました。これはまた、オリゴマー品種の特定やタンパク質の純正の断定に分子量標準が必要ではなくなったことを意味します。
まとめ:
SECを用いた分離がDLSの簡潔さと正確さと組み合わせました。
Zetasizer Nanoは、SECシステムに接続するだけで、絶対光散乱検出器として利用することができます。Zetasizer Nanoは、あらゆるSECシステムと一緒に利用できるため、カラムキャリブレーションは不要です。Zetasizer Nanoのソフトウェアによって、全体の設定と測定プロセスがシンプル・簡単になりました。
水性媒体中のタンパク質分離では、多くの場合、パラメータの入力が必要ありません。サイズは、試料がカラムから抽出されると同時にリアルタイムで検出されます。各ピークの平均は、各測定の最後に自動計算されます。ここで、抗体サンプルの例として、ソフトウェアが介入無しで抗体ピークと砕片を検出する様子を説明します。

サンプルは砕片を含むラットの抗体で、1 mg/mL分準備され、500Lのサンプルが注入され、バッファはPBS、フロー率は0.5 mL/分でした。結果は、個々のピークの開始と終了時の体積を含むピーク分析をまとめた特殊なクロマトグラフィーレポートで閲覧できます。
プレゼンテーション:
絶対サイズ排除クロマトグラフィーに関するオンデマンドプレゼンテーション クロマトグラフィーと動的光散乱は、多くの生化学ラボで使用されている一般的な技術です。これら2つの技法を組み合わせて行う、フローモードにおける強度とサイズ測定に関する短いオンデマンドプレゼンテーション
アプリケーションノート - 絶対サイズ排除クロマトグラフィー: 単量体, 二量体, 三量体を含むBSA サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)と動的光散乱(DLS)はタンパク質ラボで一般的に使用されている2つの技法です。 SECは、タンパク質混合物の純化、特定、定量化に日常的に使用され、バッチDLSは前カラムサイズ、多分散系の測定、凝集塊の定量化に日常的に使用されています。 過去には、大半のDLS装置で抽出されたタンパク質濃縮サンプルが検出限度を大きく下回ったため、DLSとSECテクノロジーの組み合わせは困難でした。 しかしこのアプリケーションノートでは、Zetasizer Nano Sの感度により、低タンパク質濃度の問題を取り扱うDLSの能力が向上したことが示されています。ウシ血清アルブミン(BSA)の単量体、二量体、三量体の留分が特定されました。
アプリケーションノート - 絶対サイズ排除クロマトグラフィー: カーボニックアンヒドラーゼ 一つのピークは平均サイズが直径4.81nmで、これは小球状のタンパク質では推定分子量26.2 kDaに相当します。ピークの開始および終了体積は自動的に18.0 mLおよび18.6 mLと特定されます。
このタンパク質の分子量は29 kDaです。ここで得られた結果は推定にやや匹敵する数値となっています。単純サイズ測定では、主要な溶離ピークはカーボニックアンヒドラーゼのモノマーであることが確認されました。
アプリケーションノート - 絶対サイズ排除クロマトグラフィー: 抗体IgG4 Superdex 200カラム(GE Healthcare、所在地:スウェーデンのウプサラ)は、推定分子量が約150 kDaの抗体(IgG4)の分離に使用されます。タンパク質は、0.1 Mの炭酸水素アンモニウムバッファ(pH未調整)中で7 mg/mLの濃度で生成されます。100µLを注入。カラムには
0.7 mgのタンパク質は添加されました。システムは0.5 mL/分のフロー率で実行され、動的光散乱が連続的に集められ、3秒毎に分析されました。ソフトウェアが、相関関数と強度値をすべて記録します。


