| ADS は、Automated Dynamic Shear Rheometer (自動動的せん断レオメータ) の頭文字です。ADSは、アスファルト特性の測定に最高の精度と正確さを必要とする方に最適です。 Malvern では 米国 SHRP (新道路研究計画) プログラムの開始当初から、アスファルトの動的せん断試験における標準を定めてきました。Bohlin DSR は、他のメーカーに比べると、アスファルト試験室でよく使われる動的せん断レオメータです。アスファルト業界では広くご利用いただいておりますので、Malvernの製品は、アスファルトせん断試験の分野における最適な選択です。従来型DSRやDSRIIは、その品質と使いやすさで有名です。しかし、現在の市場は、より高度な自動化や精密化を求めるようになってきています。ADS は、このようなニーズの変化に対応するために開発された製品です。
Malvernエンジニアは、DSRIIの重要な機能を元に、更なる改良を加えました。あらゆる面において性能の向上、分解能やトルク範囲の改善、ギャップ設定手順の自動化などを実現しました。
オートマティックギャップ設定 測定結果は、研究室の技術者が交代しても、常に変わらない必要があります。正確な DSR の測定結果はビジネスにとって極めて重要です。ミスは、費用や時間を犠牲にするだけでなく、場合によっては訴訟などの事態を招きかねません。 ギャップの設定工程は、試験手順の中でも最も重要な工程の 1 つです。Bohlin では、毎回正確な設定ができるように、ADS のギャップ設定を自動化しています。ギャップの設定は、ボタンをクリックもしくは押すだけで行うことができます。さらに、ADS は温度の変化に応じてギャップを変更する機能を備えています。これにより、試験温度に左右されることなく、常に最高の精度で測定を行うことが可能です。
角度分解能の向上 DSR の規格は、SHRP プログラムの開始以後、大幅に変更されました。おそらく近い将来には、さらに変更が加えられることになるでしょう。お客さまの投資を無駄にしないため、ADS の角度分解能は、SHRP 規格で規定されている分解能の 50 倍に相当する 1 マイクロ ラジアンに改善されました。というのは、角度分解能は、どんな条件でも、高ければ高いほど良いデータが得られるからです。角度分解能の高さは、特に、微小歪み試験において重要です。バインダ試験は、当初の規格では 12 % の歪みで行うことが要求されていましたが、現行の規格では 2% になっています。数年後にどの程度の分解能が要求されるかは誰にもわからないので、Malvernのエンジニアは、ADSの分解能を考えられる最も困難な試料の特性評価にも十分対応できるようにしました。
トルク範囲の拡大 PAV (加圧劣化試験) では、レオメータに特殊な性能が求められます。試料が堅いため、測定角度を決定するのに極端に小さい (8mm) プレートが使用されます。このように小さな直径の試料で作業を行うことは極めて困難で、特にトリミングが大変です。規格が ADS を使用すると仮定して記述されていれば、大きなプレートを使用することができ、PAV 試験データの正確度と再現性が向上したでしょう。
バインダ規格に応力掃引が追加されたため、要求最大トルクが 2 倍になりました。お客様が長期にわたってご利用いただけるように、ADSでは2段階のトルク設定ができるようになっています。標準仕様では 50 mNm で、DSRII の 5 倍です。高トルク仕様では最大 120 mNm のトルクを達成しています。これは、従来型の DSR の達成トルクの 10 倍、競合レオメータの最大トルクの 2 倍以上に相当します。
温度制御 ADS では、従来の DSR および DSRII と同様に、液浸曹式試料温度制御システム (特許) を採用しています。保温材によって密閉された液浸チャンバで、試料は完全に液体中に置かれており、周囲環境が試料温度に影響を与えないようにしています。試料温度は、優れた正確性と最小のオフセットを実現するため、下方プレートの真下にある PT100 で測定されます。発砲体フィルタは交換が簡単で、循環器経路のアスファルト汚染を最小限に抑えます。
研究者は、あらゆる種類の温度制御や試験ジオメトリを ADS で使用することができます。必要に応じて、ユーザーは強制ガス対流、電気加熱、ペルチェ モジュールを手軽に取り付けることができます。
1 台で DSR 規格グレードと研究グレード ADS にはユーザー定義のパスワードで保護された画面があり、指定したパスワード アクセスに応じて、研究用グレードまたは規格グレードの、いずれかの仕様で DSR が機能を果たすようにできます。
すばやい温度変更、簡単な校正 要求の高い用途には、RTE-111 の代わりに高性能フルイドサーキュレーター RTE-30M を使用します。このフルイドサーキュレータは、SHRP 試験規格で要求される温度の安定性と均一性を維持しながらも、加熱モードと冷却モードの両方において優れた温度変更 (5ºC/min) 機能を備えています。シンプルな 2 点校正により、あらゆる試験温度で ±0.02ºC の通常安定性 を保ち、SHRP 規格を上回ることが可能となります。
研究用の Windows ソフトウェアが付属 標準の合格・不合格、等級付けおよび応力掃引測定に加え、振動試験を行うことができます。こうしたの完全な研究用の機能は、すべての ADS に組み込まれています。Bohlinでは、お手ごろなソフトウェアをご用意しております。特定のニーズにレオメータの動作を設定するため、ユーザーが余分なお金を費やしてソフトウェアを購入する必要はありません。
高精度プレート、シンプルな洗浄 ADS は、ギャップの設定を繰り返すことなく、下方プレートを交換できる非常に精密な構造になっています。これにより、ユーザーはレオメータの外側で試料をセットしたり、溶剤を使わずにホットプレート上で試料を洗浄することができます。熱伝達を最大にするために、下方プレートはアルミ製になっています。また耐久性を考えて別途ステンレススチールのインサートもご用意しております。
サービスとサポート ユーザーへのサポートは、企業の販売台数や営業人数で判断するのではなく、その企業の評判を知ることが大切です。アスファルト業界において弊社のサービスとサポートはご好評いただいております。また弊社担当者は、業界に関連したイベントや会議などに積極的に出席し情報収集を行っております。将来どのような変化が起こるかを真っ先に知ることで、この業界の新しい課題に対処するお客さまのお手伝いをしたいと考えています。
アスファルト業界のあらゆる側面に対応した製品 舗装請負業者、独立した試験所、運輸省、または主要製油所グループなどを問わず、Bohlin はお客さまのニーズに応える製品をご提供しています。DSRIIM,DSRIIA,ADSはアスファルト業界が必要は試験に対応する重要な機器です。最新情報については、お気軽にお問い合わせください。
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