3 次元粒子について説明することは一見簡単そうに見えて、実は複雑な場合がほとんどです。簡単に 1 つの数値で粒子径を表すことは大変便利ですが、粒子が完全な球体 (「実世界の」試料では極めてまれ) でない限り、粒子の大きさを表現する方法は多数存在します。
画像解析システムは、3 次元粒子の画像を 2次元画像で捉え、そこから粒子径と粒子形状のさまざまなパラメータを算出します。以下のリストに示すような粒子径、粒子形状パラメータを計算すれば、ほんの微量な差も識別し、定量化することができます。
パラメータ
数値例
定義
CE 直径 (µm)
904.14
粒子と同じ面積を持つ円の直径
長さ (µm)
1306.35
周囲長の 1 点から別の 1 点までの、考えられるすべての直線を長径 (最小回転エネルギー軸) 上に投影し、最長の投影線を物体の長さとします。周囲長の 1 点から別の 1 点までの、考えられるすべての直線を短径上に投影し、最短の投影線を物体の幅とします。
幅 (µm)
678.54
粒子中の任意の 2 画素間の距離の最大値
最大値 距離 (µm)
1318.07
粒子の実際の周囲長
周囲長 (µm)
3619.42
最小回転エネルギー軸
主軸º
105.52
実際の粒子面積 (sq. µ)
面積 (µm2)
371550.78
粒子の画素数
面積 (画素)
215018
面積が粒子と同じ円の円周を実際の粒子の周囲長で割ったもの
円形度
0.785
= 2 x (π(面積) の平方根)/周囲長
HS 円形度
0.616
高感度円形度 (円形度の 2 乗) = 4π(面積)/(周囲長)2
凸性
0.919
凸包周囲長/粒子の実際の周囲長
固体性
0.905
実際の粒子の面積/凸包面積
アスペクト比
0.519
幅/長さ
長短度
0.481
1 - アスペクト比
平均強度
61.310
粒子中の全画素のグレースケール値の平均
強度の標準偏差
29.841
粒子中の全画素のグレースケール値の標準偏差
中心位置 X (µm)
6898271.5
粒子の質量中心の X 座標
中心位置 Y (µm)
1797186.3
粒子の質量中心の Y 座標
Malvern では 3 種類の画像解析システムをご提供しています。画像解析システムは、特に繰り返し行う定型的な粒子径と粒子形状の分析を目的に開発されています。装置の選択は測定用途の性質と試料の形態によって異なります。
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