マルバーンの粒子径測定装置は、レーザー回折、ゼータ電位測定、非侵入性の後方散乱光学系、画像分析などの高度なテクノロジーを採用しています。
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高感度用の新しい動的光散乱テクノロジーと高濃度測定(NIBS)

新しいNIBS(非侵入性後方散乱)テクノロジーでは、測定可能なサンプルのサイズと濃度範囲が拡大されています。

Zetasizer Nano SとNano ZSは、173°の散乱情報を検出します。これは後方散乱検出として知られています。また、光学系がサンプルに接触しないため、検出光学系は非侵入性であると言われています。

非侵入性の後方散乱には多くの利点があります。

  • 感度の向上
    • 光学系が観測するサンプルの体積は、従来の90度バルク光学系より約10倍大きくなっています。NIBS光学系のデータ収集効率と組み合わせた場合、感度さらに2倍となり、分子の希釈ソリューションとサブナノメートル粒子の分散のサイズ測定が可能となります。
  • 幅広い範囲のサンプル濃度が測定できます。
    • レーザーはサンプルの全体にいきわたる必要はありません。キュベット壁の近くの粒子を測定することにより、光がサンプルの短いパス長を通り抜け、一つの粒子からの光が他の粒子にも散乱する多重散乱と呼ばれる効果を排除または低減します。これにより、高濃度のサンプル測定が可能になります。
  • サンプル準備は簡単
    • 粉じんなどの汚染物質は前方に散乱する傾向にあります。したがって、後方散乱検知器を使用することにより汚染物質である粉じんの影響が低くなります。

Nano S・Nano ZSでは、キュベット内の測定位置が、高感度や高濃度という要件に対応するよう自動的に設定されます。この位置は焦点レンズを動かすと変化します。

微粒子や低濃度サンプルの場合、サンプルからの散乱量を最大化することが有益です。レーザーがキュベットの壁を通り抜けるとき、空気とキュベット内の材料の屈折率の違いにより「フレア」が発生します。このフレアは散乱する粒子からの信号を阻害する可能性があります。この問題は、測定位置をキュベットの壁から離れたキュベット中央に移動することにより解決できます(図a)。

高濃度のレーザー粒子・サンプルはより多くの光を散乱します。キュベットの壁の近くで測定すると、散乱した光が通り抜けるパス長を最低限に抑えることにより多重散乱の影響が低減します(図b)。

 

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